2019年トレードの振り返り

2019年ラストの記事になります。
今年は新たな職場で色々あって少なからずトレードにも悪い意味で影響してしまいました。
でもだからと言って仕事も為替もやめてしまうなんて事はなく乗り切った先を夢見て自分にできることを着実に行動していこうと思います。
FX裁量トレード
TitanFXを使う
2018年まではずっと国内業者をメインに使っていましたが今年2019年は海外業者をメインに使ってみようと思い立ってTitanFXを使ってみました。元々XMは自動売買でも使っていてそれなりにMT4の使い勝手などはわかっていたのでXMとは別の海外業者の場合だとどんな違いがあるのだろうとふと思ったのがきっかけでした。
TitanFXはXMと比べてクレジットボーナスが無い代わりにスプレッドがXMと比べて狭いのが大きな特徴になります。ですがそれ以外ではXMとそれほど変わらないようには思いました。使っていくうちにあまりTitanFXの優位性が特に感じられなくなり使うのをやめてしまいました。
最終的にTitanFXでのトレード結果はほぼ収支プラマイゼロでした。
MT5は使いやすかった
これまで海外業者ではずっとiPhoneのMT4を使っていたのですがMT5はどうなのかが気になったのでMT5を使ってみる事にしました。MT5を取り扱っている業者で口座を持っているのはXMだけだったのでXMのMT5を使ってみました。
エントリする際の操作はそれほどMT4を変わりなく操作できたので気にはならなかったのですが決済するときはちょっと勝手が違ったので少し手こずりました。特に自分のトレード手法で分割決済を多様するので良く操作ミスをしてしまっていました。あと決済までの画面操作のステップ数がMT4と比べて多いのでそこが手間には感じました。
しかしチャート画面は移動平均線やラインの表示がMT4と比べてきれいで見やすかったと思います。またトレンドラインなんかもMT4は指定した始点と終点までしか線を引いてくれませんでしたがMT5の方は指定した終点から先のラインも点線で示してくれるので先のラインの位置取りが読みやすくて大変ありがたかったです。
裁量トレードするならMT4よりMT5の方が総じて良いかなーと言ったところですね。
XMでのトレードは最終的にルールをしっかりと守りきれずに雑なトレードしてしまい収支-5万くらいでした。かなり反省です。。。
年後半はEAとBOにシフト
夏頃からは自動売買に専念する事とBOをしっかりとやってみたくて裁量トレードはXMで資金を溶かしてしまったのもあり一旦お休みする事にしました。
自動売買トレード
色々EAを試してみた
今年の前半はGemForexとEA-BANKのEAを使ってEAを稼働させてました。しかしEA-BANKのEAがひどすぎてどのEAも赤字だらけの結果となりました。更に損益率や勝率も使える基準値からまったくかけ離れてしまってとても継続できる状況ではなかったのですぐさまEA-BANKのEAはすべて稼働停止させました。損失額はマイナス5千円くらいなので大きな損失とはなりませんでした。
「Flex Beggar」「RizeFx-NC3-NYTIME」のツートップで運用
一方でGemForexの方でも色々とEAを試してみましたがかなり怪しいEAも多々あり選定には苦労しました。その中で優位性の感じた「Flex Beggar」「RizeFx-NC3-NYTIME」に絞って稼働させる事にしました。
「RizeFx-NC3-NYTIME」で沈む
ただ「RizeFx-NC3-NYTIME」は2018年から使っていて少し気になっていた事もあって途中で使うのをやめていたのですが2019年でお試しで動かしてみたら成績も良かったので再投入してみました。しかし2018年に気になっていた悪い予感が的中する事となってしまいました。
この「RizeFx-NC3-NYTIME」はポン円を使った取引で損切りせずにナンピンマーチンゲールを行うドローダウンが大きな自動売買システムなんですが何度も大きな含み損を抱えては何とかギリギリで反転して利益を確保するといった危ないトレードを続けていたんですね。勝率は90%くらいで損益率が0.8くらいだったので成績は悪くはないかなと思っていた矢先の10月の売りエントリが大きな上昇に捕まってしまいました。
結局下がる事なく資金20万から半年かけて増やした35万がたった1日で全て溶けてしまい退場を余儀なくされたのですがここで思うのはやっぱり裁量トレードでも自動売買でもつまるところ「損切りできない」のは死活問題でどれだけ調子が良くてどれだけ成績がずっと良くてもこの「損切り」ができないだけで全てが終わってしまうのだと実感しました。
開始時の資金20万のうちクレジット10万なので自己資金としては10万円で損失としては収支マイナス10万でちょっと痛いですが今回の出来事が一つ大きな経験値となったなと思います。
BOトレード
今年前半はただトレードしてみた
本格的にBOトレードもやってみましたが裁量トレードを生かして1時間判定のトレードをただやってみました。一応資金的にはプラス収支で運用できていたのですが何かちょっとただトレードするだけなのももったいないかなと思いました。
BOシグナルを作ろうと動く
なので元々自動売買システムを作ろうかと思っていましたがBOシグナルを作ってみたら面白いんじゃないかなと思って急遽BOシグナル開発に動き出しました。
年末にようやく着地点が見えてきた!?
始めは自動売買システムと比べて損益率は固定なので勝率を意識したロジックを作れば割と簡単に作れると考えていたのですがやっぱり考えが甘くてなかなか思った勝率がでなくて苦労しました。また作っていて感じたのですが勝率とシグナル回数は反比例しやすく勝率を上げるとぐっとシグナル回数が減ってしまうのです。どれだけ勝率が高くてもシグナル発生回数が年に数回しかでないようじゃ運用としては使えないですからね。このバランスを取りながらいかに運用レベルの勝率とシグナル発生回数を確保するのかが重要な課題となっていて中々思うような結果がでずにただ時間だけが過ぎていった気がします。
ただ何度も検証と調整を繰り返してようやく年末ギリギリでフォワードテスト実施までこぎつける事ができました。まだフォワードテスト中なので実運用の可否はだせていませんがなんとか2020年に運用開始できたらなとは思っています。
総括
今年はちょっと停滞気味
今年は為替を始めて4年目ですが初年度→負け、2年目→ちょい勝ち、3年目→勝ちで4年目の今年は負けで生涯収支は今の所プラマイゼロくらいで降り出しに戻りました。
今年からの仕事で色々と悩んだりしてメンタルがネガティブな状況になってしっかりと為替の勉強や取り組みやアクションが起こせなかった気がしてます。
だけど少しづつでも継続と前進
もっとトレードはしたいなと思いつつも無理にやってもしょうがないのでやるべき事を絞ってできる範囲でしっかり行動しようと心掛けていました。結果はまだしっかりと出たわけではないですがやってきた事はそれなりに経験になっていると思っています。やめてしまってはそんな経験や行動も意味がなくなってしまいますからね。
継続する事やその意味は人それぞれ考え方はあると思いますが、自分なりに思うのはいざと言う時のアクションに対する準備がこの継続性の重要な意義なのだと思っています。
今はまだ稼ぐ時じゃなく勉強する時
今はまだ稼げるレベルには全然ないです。なので今は勉強と検証の積み重ねで経験値を増やしてレベル上げをしている最中ですね。今年は何とか止まる事なく継続してきた事を来年は変化をつけてもっとレベルアップするためのアクションをしていきたいと思います。
最後に今年1年トレードをやめることなく来年もやり続けようと思えた事に感謝!