柔軟性と一貫性のバランスを考える@トレード分析#041

2018年10月8日から10月12日までのトレード分析です。
今回からはユーロ円のトレードはストップしてドル円とユーロドルの2通貨ペアでトレードしたいと思います。
ここ1ヶ月近くドル円・ユーロドル・ユーロ円の3通貨ペアでトレードしていましたがそれぞれの通貨ペアでしっかりとした環境認識と戦略でトレードするには情報量が多すぎてどれもちゃんと整理出来ずに中途半端になってしまいとてもじゃないけど3通貨ペアを扱いきれないと判断しました。
やっぱり通貨ペアを一気に2つも増やしたのはまずかったですね、、反省、、
(๑ó﹏ò๑)
そしてもうひとつ見直したいなと思って取り組んでいるのがエントリと利確&損切りのタイミングです。
正直今は利確と損切りがとても下手くそだと感じちゃってます。急な値動きや想定外の動きに対応しようと柔軟に利確や損切りを行なっていたのですが、色々考え過ぎて判断が甘くなってしまい間違った選択をする事が多いんです。
ある程度一貫性を持った戦略の中で状況判断していかないとあれもこれもとなってトレードに無駄が多くなってしまいますからねー。かといって一貫性を重視し過ぎると方向転換できずに間違ったまま突き進んで損失を膨らましかねないので難しいところです。
この柔軟性と一貫性のバランス感覚は経験して身につけていくしかないと考えていて、とりあえず極端になっても良いから柔軟性を重視したトレードと一貫性を重視したトレードをしてこの2つの要素のメリットデメリットの落とし所を探し出してみたいと思います。そしてこのバランス感覚を身につけてまたひとつ成長する事で安定した収益につなげていきたいところです。
(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
分析
USD/JPY ドル円
天井三尊発動!下降トレンドへ
キレイな形の三尊を作って落ちていきました。サポートラインの113.50をスパッと割っていきナイアガラとなりました。恐らく次回上昇トレンドになった時にこの113.50は強めのレジスタンスラインとなる事でしょう。
第二波もナイアガラ来たよ
勢いは弱まることを知らずに少しのレンジから高値をジリ下げで徐々に売り圧力が高まっていき下降トレンドラインと移動平均線のラインを背にナイアガラ第二波となりました。このナイアガラは日米の株安が大きく影響しての下落かと思われます。
週末も大きな動きで忙しい
週末は下げ止まりましたがわりと大きめのレンジを作って終了となっています。普段は大きなトレンドが出た場合は週末に一度だけ少し戻して終了みたいな感じで終わる事が多いのですが今回は早めに反発して戻したからか何度か大きな上下動を繰り返しました。
正直この戻りを狙った逆張りロングを考えていたのですがタイミングが合わずに入る事ができませんでした。
(T^T)
EUR/USD ユーロドル
レジサポ転換で安定の下降トレンド継続
週始めにサポートライン1.146を3度目の正直でブレイクして下降トレンド継続&レジサポ転換でこのまま今週はこのまま下がるかある程度調整が入ってレンジ相場になるかなと考えていました。
かと思いきやV字回復で上昇へ
まさかのV字回復でそのまま上昇トレンドへと転換していきました。この大きな勢いからわりと綺麗にトレンドラインとチャネルラインを作って上がっていった感じがしますね。
週末は一服の調整売り
週末になるとチャネルラインに向かう勢いがなくなってそろそろ週末手仕舞いの売りが入ると思われる動きを見せていますね。
週末手仕舞いを狙った逆張りはよくやるのですが今回も1.1620からショートを狙っていました。しかし1.1610で落ちてしまいました。
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
注目イベント結果
成績
今週もプラス収支です。週の前半はユーロ円を含めた3通貨ペアでのトレードをしていましたが大きく負けてしまったので途中からユーロ円をやめてドル円とユーロドルの2通貨ペアだけでトレードするようにしたらしっかり負け分を取り返す事ができたと思います。やっぱり取り扱うペア数が少ないほうがしっかりと環境認識と戦略を持ってトレードできるんだなと実感しました。
しばらくはドル円とユーロドルの2通貨ペアでトレード頑張ります。
☆(ゝω・)vキャピ
週間 | 2,625円 |
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9月 | 3,197円 |
10月 | 5,258円 |
原資 | 500,000円 |
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損益 | 8,455円 |
展望
注目イベント
USD/JPY ドル円
トレンドラインが今後の展開を左右する!?
現在は短期的には下降トレンドなんですが、中期的にみれば上昇トレンドの押し目を作る動きをしています。この上昇トレンドに対するトレンドラインがタッチしそうな状況にあります。もしタッチして反発すればふたたび114円台を目指す可能性が高いのですが反発せずに下に抜けてしまえばレンジ相場となるべく109円台を目指すのではないでしょうか。どちらにせよ注意が必要ですねー。
上目線は慎重に
今回の下落でレジサポ転換してレジスタンスとなったラインが2本存在しているとみています。この2つのラインは割と近い位置にあるので強力なレジスタンスとなり得ていると思います。なのでたとえサポートラインやトレンドラインから反発してもこのレジスタンスをしっかりと抜けるまでは安易に上目線で乗っかるのは危険かなと思います。
下なら積極的に戻り売りを入れていこう
トレンドラインを割り込んでしまえばおそらくは110.40あたりまでは下げてくると思っているので積極的にトレンドラインブレイク後の戻り売りを入れていきたいところです。ただ110.40より下はしっかりとしたサポートが控えていそうなので110.40あたりでは慎重になった方が良いでしょう。
EUR/USD ユーロドル
トレンドラインを意識するなら上目線で
どういうチャートの見方をするかで戦略は大きく変わりそうな気がします。トレンドラインを意識した戦略をとるならば上目線で良いと思いますが時間がかかりそうな気もするのでデイトレードではなくスイングトレードとして上目線を持ちたいですね。今の位置からロングで入るなら1〜2週間くらいは最低ポジションを保有したほうが良さそうな気がします。
高値安値の半値を意識
現在はチャネルラインにタッチした高値とトレンドラインで反発した安値から見ればちょうど半値に少し届かず下げている途中で終わっています。この半値付近を抜けるかどうかで大きく流れが変わってくるかと思うので先程の上目線も含めてこの半値を意識した戦略で考えてみたいです。
日足レベルのトレンドラインが気になる
日足チャートを見た時にちょうど下降トレンドラインが現在の値にかなり近づいてきています。この日足レベルのトレンドラインにタッチするのも時間の問題でレジスタンスラインとちょうどクロスした所でぶつかれば大きな下落へと動く可能性もあるのではと思います。この場合は恐らく短期的な上昇トレンドラインを下にブレイクして日足レベルの中期的な動き的にはレンジ相場となるような感じですね。
まとめ
ドル円もユーロドルもまだまだ慌ただしい動きをしそうな予感ですね。一度流れに乗ってしまえば戦略も立てやすいのですがどちらに大きく動くかわからない局面でのトレードは慎重にならざるを得ないですし疲れますよねー。
ただこういった状況こそしっかりと一貫性のある戦略でトレードしつつ重要な局面を迎えた柔軟な対応ができるように経験を積めるチャンスかなとも思います。ここをうまく乗り切って週ベースの収支もプラスに持っていければひとつ壁を超えられそうな気がします。
次回もトレードが楽しみです!
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ